逆転賞金女王2008年12月01日 23時42分54秒

LPGAツアー最終戦。
LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ。

私は遼くんの1億円突破よりLPGAの中継を見ていた。

最終18番での大逆転には画面を見ながらまさに「うっそ~ぉ」。


全・不動組が16番を終えたところで、
全-8、不動-5、古閑-4
だった。

2組先の古閑は17番、長いバーディーパットを読み切ってバーディー。実況解説曰く「ここで入れないとチャンスが無くなる」を見事ねじ込んだ。
これで、全-8、不動-5、古閑-5。

ところが、17番でティーショットを曲げた全がボギー。不動はバーディ。
そして古閑は最終18番で、2打目を1.5mに付け、スライスラインを読み切ってバーディ。
全-7、不動-6、古閑-6

そして最終18番パー4。
全、不動とも1打目はフェアウェイをキープ。
しかし、全は2打目をグリーン横のバンカーに。
バンカーからのリカバリーもグリーンオーバーし、まさかのダブルボギーで、-5。
不動は2打目を絶妙なショットでピン横1mにつけ、バーディーチャンス。
これを沈めれば優勝だった。
しかし、実況解説のとおり、下りのスライスで見た目より難しいラインだった。
バーディーパットは1メートルオーバー。
そして入れて古閑とのプレーオフの1m返しパットもカップに蹴られ、なんとボギーで-5。
古閑-6、全-5、不動-5、

この瞬間、古閑の逆転優勝と、3位から逆転の賞金女王が決まった。
まさに歴史に残る大逆転劇だった。

勝つときも劇的だが、初の賞金女王になった瞬間もこれほどまでに劇的とは。

これで、師匠の清元登子プロは門下生全員(不動裕理、大山志保)が賞金女王に。すごいな。