歴史塗り替えらず2006年10月02日 01時07分33秒

凱旋門賞、ディープは3着に敗れた。残念!
勝ったのは3歳のレイルリンク。

斤量差3.5kg。ここ10年で3歳馬は8勝もしている。
斤量差をもっと縮めないとこの傾向は変わらないだろう。

昨年、参戦するなら斤量の軽い3歳時の方がいいという意見もあった。
三冠馬か凱旋門賞馬か?これは究極の選択。

内枠、好スタートで前目で競馬をすることになり、マークされたのは事実。
スローな流れの中、ライバル視されていた、ハリケーンラン、シロッコには先着したのだから拍手してあげたい。

勝ちタイム、2分31秒…コース差もあるけど、やはり遅い・・・。
(日本の2400mレコードは2分21秒)

もし、メイショウサムソンも参戦していたら??
神戸新聞杯で負けたからな~(汗)

次走は当初の予定通り、ジャパンカップかな?

その前に、サムソンの2年連続三冠馬~はあるのか?

凱旋門賞に勝つには?2006年10月02日 20時26分08秒

競馬ファンならずとも注目した今回の凱旋門賞。
深夜にして視聴率22%は異常な数字だろう。
ゴールデンの40%には匹敵するのでは?

まぁそれはさておき。本題へ。
日本競馬史上に残る名馬をもってしても凱旋門賞に勝てなかったというショックが今朝の紙面からもにじみ出ていた。
今回はあまりにも好条件が揃い過ぎていた。
・少頭数
・フランスにしては珍しい絶好の馬場コンディション
・ライバル2頭の作戦も裏目
これだけの幸運に恵まれながら、惜しいチャンスを逸したと言わざるを得ないだろう。

では、なぜ勝てなかったのか?
武豊の早仕掛けが叩かれているが、多少の早仕掛けでも今までは勝ってきた。
武豊の「最後の直線でギアが上がらなかった」というコメントからも、ディープ自身の適正条件により紙一重で今回のロンシャンには合わなかった何かがあった。昨年の有馬記念同様に。  と思いたい。
正直、ディープに勝ったレイルリンクは後世からみて、ディープの上に来るような馬ではないと思う。
(凱旋門連覇やブリーダーズカップ(ターフ)優勝、ジャパンカップ優勝すれば見方もかわるかも???)

いつかは日本馬が凱旋門賞を勝つ日が来るに違いない。
その馬はディープより格下の馬ということは十分可能性としてある。

どうしたら凱旋門賞に勝てるのか?
-主な論点は
・参戦時期:斤量が有利な3歳時に菊花賞や天皇賞を捨てて参戦するか?
・滞在期間:エルコンのように、長期滞在して凱旋門を目標に参戦するのか?
・どのレベルの馬を参戦させるべきか?:下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるではね・・・
etc,etc.....


・・・・以上、結論まとまらずに終わります。

競馬ファンは結論を出さずに「あーでもないこーでもない」と話すのが楽しいのだから・・・
ディープが勝てないから日本競馬の敗北を嘆くのではなく、まだ夢を見られると思いたい。
日本馬が、凱旋門賞をいつの日か制覇する日を夢見て。