無敗の二冠牝馬2006年10月15日 17時58分10秒

今年は無敗の二冠牝馬が誕生した。
今日の京都11R秋華賞(GI、芝2000m)で、
オークス馬、カワカミプリンセス(牝3歳)が、前走のオークス(5/21)からぶっつけで臨んだが、道中は中団で折り合い、直線半ばで抜け出すという強い勝ち方で、無敗の二冠馬誕生となった。(5戦5勝)

この馬はことごとく、常識を覆して来た。
オークスのトライアルレースでスイートピー組は勝てないジンクスを打ち破り、オークス馬となった。
また、オークスからぶっつけでトライアルも一切使わずに、秋華賞に臨むことも異例。
管理する西浦師は2001年にテイエムオーシャンでオークス→秋華賞というローテで秋華賞を勝った実績からこのようなローテが組めるのだろう。

今後は、11月のエリザベス女王杯へ向かうものと思われるが、
来年、古馬となってからが正念場だろうな。
日本の古馬牝馬路線は貧弱だし、重めの負担斤量で牡馬に混じって戦わなければならない。
三冠牝馬、スティルインラブも古馬では勝てなかったし。。。

いずれにせよ、数々の常識を覆してきた同馬の今後に期待したい。