シャトー・ルミエール2007年11月22日 23時09分03秒

シャトー・ルミエール
今日は日本のワインを。

・シャトー ルミエール 1995 (山梨/甲府)

カベルネソーヴィニオン、カベルネフラン、メルローを中心にブレンドされた国産ワイン。
1960年代に国際コンクールで受賞された名門ワイン。
当時はまだまだ日本では本当のワインを知らない時代。そんな状況下でよくぞまぁ、受賞できるワインを作ったもんだと感心してしまう。
当時の日本はワインは酸っぱくて飲めたもんじゃない、加糖された赤玉ポートワインが好まれていた時代だ。

開栓、グラスに注ぐ。
12年の眠りから覚めたワインは、心地よい香りを放ってきた。
色はやや濃いめのルビー色。
口に含むと、12年というほどよい熟成感とみずみずしさが同居している感じ。
そしてしっかりとしたタンニンが。うまい。
これが日本で醸造されたワインだなんて。
ブラインドテイスティングしたらボルドーワインといってしまうだろう。

少し時間が経つと開いてきてさらにまろやかに。
ビロードのような口当たりとはまさにこのこと。

今まで飲んだ日本のワインで1、2を争うほど。
★★★★★満点ですな。


次に飲んでみたい日本のワインは、長野県桔梗ヶ原のメルロー。
日本で最も評価の高いワイン産地でもある。

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